豚骨ラーメンのうんちくを一つ


九州ラーメンの中心は何と言っても「豚骨ラーメン!」

この豚骨ラーメンの本場は何と言っても久留米市と福岡市。

しかし、この「豚骨ラーメン」、様々な仕様があります。
ざっくり言えば煮込む豚の骨の部位にどこを使うのか、とか豚の骨だけを
煮込むのか、とか豚の骨以外に煮込む物も野菜なのか魚介類なのかでもラーメン
の味が決まると言っても過言ではないスープの味が決まるのです。

あるお店では豚骨スープを作るのに「豚の頭」しか使わず12時間つきっきりで
煮込んでスープを仕上げる。

また、あるお店では豚のあばら骨と足(豚足)と玉ねぎ、長ネギ、ニンジン
などを一緒に煮込んでスープを吸上げる。

また、あるお店では豚の頭を6時間煮込んだあとにあご出汁(トビウオでとった
出汁)を加えてスープを仕上げる。

といった具合でラーメン店の数だけそのお店の「こだわり」が一番でるのが
この豚骨ラーメンの特徴になっています。

また、この豚骨スープと絶妙にからむ「麺」がそのお店のこだわりになっているのです。

「麺」も細麺、極細面、中太麺とあり正にそのお店のこだわりの豚骨スープ
に合わせて用意されています。

細麺や極細面を使っているお店では麺の硬さは固麺を頼むのが豚骨ラーメン
通です。

それは麺が細い場合食べているうちの普通の硬さの麺になるように最初から 固麺をたのむのです。 また近頃はどのお店も「かえ麺」が出来ます!というところが増えていますが
かえ麺をする場合、一つだけ守らないいけないことがあります。
それは最初の麺を食べるときに出来るだけスープは飲まないということです。

そうしなければかえ麺をした時に肝心の豚骨スープが減ってしまいせっかくの
美味しいラーメンがこのスープと絡まなくなりまずくなるからです。





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